- 2020/03/12公開
皆さんこんにちは、別荘地管理部の綿引です。
管理別荘地での、樹木の伐採手配を担当しております。
今回は、弊社別荘地での木の伐採に関するお話しを少々したいと思います。
山で林業さんが「倒れるぞー！ズシーン！！！」と、伐り倒しているイメージの大きな木。
山の別荘地では、家を優に越す木が建物近くに生えている光景をよく目にします。
大きな木では20m程にもなり、6階建の建物くらいあります。
当然近くに建物等がありますので、伐り倒すことが出来ません。
そこで登場するのが"クレーン"です！
そうです、建築中の工事現場などで見かけるクレーン車両です。
伐り倒すには障害が多くあるので、空中を使います。
人が登って切っていく方法もあるのですが、時間がかかるためクレーン伐採が主流とも言えます。
とは言え簡単な作業ではありません、熟練した職人技が必要なのです。
傾斜の多い山中に別荘地はあり、他の木々や電線等も十分注意しながらの作業になります。
20mクラスの木を数回に分けて切り、空中を運びます。
切り分けるとはいえ、切った木は非常に重く数トンもの重さがあります。
そして木は曲がって育っているため、吊り上げるバランスが非常に難しいのです。
建物の上空を通過する時などは、緊張が走ります。
鉄骨と違い木は枝が沢山生えているため、障害物を上手く交わしながら安全な場所に着地させます。
オペレーターさん達の職人技が光る瞬間ですね。
着地した木を運べるサイズに切り、トラックに積みます。
これを繰り返し、大きな木を数本伐るのも安全に作業時間を短く出来る訳です。
ただ、立地条件等によってはクレーンを使用出来ないケースもありますが・・・
大きな木を運ぶクレーン伐採は、迫力があり都会ではなかなか見ない光景だと思います。
八ヶ岳にお越しの際に、偶然にも見かけたときは。
足を止めて、安全な場所から見学してみてはいかがでしょうか。
"木が宙を舞う"シーンが見れるかもしれませんよ。
最近では台風等の災害倒木被害をニュース等で目にすることが多くなり、大きな木の存在に不安を覚える方が多いように思えます。
そんな不安を少しでも多く取り除き、別荘ライフを過ごしていただきたいと日々努力しております。
最後までお付き合いいただき有難うございました。
それでは。
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