学生からの夢を実現。みんなが集まる別荘に。 ―今井様の八ヶ岳の暮らし―
学生の頃から抱き続けた夢を59歳で実現
大学教授で生物化学がご専門の今井さんは大学生の頃からあこがれていた夢を「星の音ヴィラヴィレッジ」で実現されました。
「学生の頃、清里の清泉寮で40日ほどアルバイトをしたことがあるんです。その時からこんなに環境の良いところは他にはないと思い続けていました。
もちろん結婚する前の事で、今、ようやく実現できたという感じです。そんな気持ちも最初、家族に話した時は頭から反対され、
ここまで来るには時間も掛かりましたが、今では家族みんなここが大好きで、それぞれの思いを活かした家にすることが出来ました」
奥様は小学校で障害児教育をされ、音楽療法を採り いれていることからグランドピアノを。
大学生の娘さんはストリートダンスが大好きなので壁一面を鏡張りに。
ご主人は仕事やゴルフのお仲間と楽しんだり、学生さんと一緒に来られることもあるのでリビングを広く。
さらにお母様もご自分の部屋がほしいということから和室もと、だんだん広くなってしまったという。
「家内の母は事業家で、収益の得られないものには基本的に投資しない人なんですが、今回は私が大学に勤めていて、
休みが長いこと、学生が一緒にこられることなどで理解をいただき、一言バックアップがあったおかげで、長年の夢を形にすることが出来ました。
せっかく出来た場所なので、自分達以外にも仲間や親戚など、たくさんの人に使ってもらい、喜んでもらえたらと思っています。
泊まりに来た人たちに色々書いてもらえるように『宿泊ノート』というのを用意したところ、
先日、早速娘がダンスサークルの友人と泊まりに来て書いてくれました。それを見るだけで嬉しいですね。
最初は気恥ずかしかったのですが、自分の仲間にも山荘を建てたので一緒に行こうと誘ったら、
どうせ行くなら2泊くらいはしたいと、話が盛り上がっているようです」
今井さんの八ヶ岳ライフも始まったばかり。これからの楽しみ方を伺うと「子供には自然体験が必要だと思うんです。
一緒に野山で遊び、自分のうしろ姿を見て 育ってほしい。庭先で家庭菜園ができるようにスペースを作ってあるので、
一緒に野菜を栽培する予定でいます。それと、私も趣味でバイオリンやビオラを弾き、音楽が家族共通の話題になっているのですが、
ここのオーナーの皆さんと集まってアンサンブルが出来たらいいなと思っています」
今井さ んのお宅は2×6工法のカナダ輸入住宅。お引渡しの10月から10回ほど利用されたそうだ。
「正月を含め、ひと冬過ごし、外気はマイナス8度くらいになっ たこともありますが、家の中はとても暖かいです。2階
の寝室は1階の暖気が廻りにくいので、補助暖房があったほうが良いですが、基本的にリビングに置いたFFファンヒーター1台で充分。
今日も長男は半袖シャツ一枚でなんともないくらいですから」ととても満足されているご様子でした。
(この記事は2006年のインタビューです)
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