イギリスから来て八ヶ岳にログハウスを建てました ―R様の八ヶ岳暮らし―
夏涼しく、冬暖かい場所
イギリスから来日され17年になる翻訳家のRさんは、東京のご自宅の暑さを逃れ、環境の良い場所で仕事をしたいと、
今年の夏から八ヶ岳の暮らしをはじめました。「八ヶ岳にはおととしアウトドアの仲間とスノーシューをしに来ました。
その後、昨年9月にワンワンパラダイスを利用して、夏も冬も素晴らしい八ヶ岳にすっかり魅了されてしまいました。
インターネットで問い合わせをして、最初は建売りを見たのですが、家を購入するなんてそう何回もできることじゃないのだから、
希望を言って納得の行く家を建てたいという思いになりました。日本に来た頃は郵便とFAXしかありませんでしたが、
今はコンピュータにインターネットの時代。ここならCATVを介してメールも使えるので仕事をするにも充分です」
家をつくるにあたって、一番のこだわりは冬の仕事場と夏の仕事場だったそうです。
「夏は陽射しが入らず風通しが良い北側の部屋で。窓も外に大きく開けたいので、あえてホンカ純正の内開きサッシをやめて、
テイストが同じ外開きのものを探してもらいました。逆に冬場は薪ストーブの暖かさが集まる2階のロフトで、雪の南アルプスを眺めながらと、
使い分ける予定です」
取材に同席した営業担当の馬場は「Rさんはここでの暮らしに目的があって、
せっかく作れるんだから妥協ひとつあってもならないという気持ちがお話ししていて伝わってきました。
設計士にもご要望をはっきり伝えていただけたので、それに応えることが出来たのだと思います」
奥様によると「今思えば結婚して1年目くらいから本を見ていたようです。昔からログハウスに憧れがあったんですね。
これまでは夏の暑さを避けイギリスに帰ることもありましたが、そんな必要もなくなりました」
2回目の来日でこれから1 週間滞在するというお母様にも充分気に入っていただけたそうで、
のんびりとご趣味のクロスステッチを楽しまれていました。
「初めて日本に来た10年前は、はとバスに乗って東京見物をしたり、箱根へ行ったりして疲れましたが、今回はここでのんびり。
ちょうど高山祭りだと言うことで、見に行こうという話もあったのですが、こうしていると本当にリラックスできて、この場所もとても気に入りました」
と満足いただけたご様子でした。
(この記事は2006年のインタビューです)
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